日本遺産に認定された中瀬鉱山
日本遺産認定
2017年4月28日、兵庫県養父市など6市町で申請していました「播但貫く、銀の馬車道鉱石の道」が文化庁から日本遺産に認定されました。
当社発祥の地である中瀬鉱山は、同遺産の構成文化財の一つとなっております。
中瀬鉱山は鉱石の道に所属する遺跡と景観を持つとともに、当社日本精鉱株式会社発祥の地です。日本遺産認定に当たっては養父市より当社に記念プレートが贈られました。
当社も日本遺産認定を契機に地域の振興、活性化に役立つことを願い2017年12月15日当社代表取締役社長渡邉理史より、養父市長広瀬栄氏に中瀬鉱山産出自然金を寄贈いたしました。
現在市内各地で展示され、中瀬鉱山PRに一役買っています。
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中瀬鉱山は中瀬製錬所に発展
日本遺産認定にあたっては、養父市の支援を得た地元中瀬区の中瀬鉱山をテーマにした長年の地域活性化の活動が評価されています。
中瀬鉱山の跡地はほとんど製錬所に姿を変え稼働していることから、遺構を見学いただくことはできません。
そのような状況下、中瀬鉱山の地元として、2002年2月に有志によりスタートした地域活性活動は展示館開設を行うなど、中瀬鉱山のPRを重ねています。
展示館の中瀬金山関所には往時の写真、鉱石サンプル、採掘道具の他、館外には鉱石運搬のトロッコも展示されています。
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未来の姿を思い描く
過去の中瀬鉱山、地域の姿を学ぶことは、未来の製錬所、地域の姿を考えることにつながります。
行政、企業、地域一体となって今後も未来の姿を思い描く活動を続けていきます。